年金ニュース&トピックス 2006年

年金記録ミス2万4000件 照会者の2割 社会保険庁ずさん管理

〔2006年10月26日 日本経済新聞より〕
 社会保険庁が年金記録についての相談受け付けを強化した8月下旬以降の1カ月間で、2万4000件を超す記録漏れがみつかったことが明らかになった。

 実際に相談に来た人の約2割に達する。他にもこうした記録漏れが多くある可能性があり、放置すれば空白分の年金が支払われない恐れがある。社保庁のずさんな管理体制を問う声が一段と強まりそうだ。

 社保庁が年金記録について各地の社会保険事務所などでの相談を強化した8月21日から1カ月間で加入者が窓口で記録を確認した件数は12万3952件。このうち19.5%にあたる2万4145件で、保険料を納めたのに社保庁の記録に反映されていなかったことが判明した。

 記録漏れの事例のうち、半数は転職などで複数の年金手帳を持っている人。1997年に共通の基礎年金番号が導入されるまでは複数の番号で管理していたため、記録漏れが生じやすかったとみられる。結婚で性が変わったのに反映されず、記録が途切れた例も約2割あった。名前の漢字の読み方を間違えて記録していた例も多い。


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 名前の読み方の間違いの例では、「アオヤギ(青柳)」が「アオヤナギ」で、「キヨシ(清司)」が「セイジ」で登録されていたなどがあります。このように間違いが判明すればよいのですが、保険料を支払ったはずなのに加入記録がないといった問題は深刻です。

 1980年代に年金情報は台帳管理からシステムに移行しています。データ入力は手作業であったため、相当数の漏れが考えられます。しかし、すでに自治体では台帳を破棄しておりますので、領収書等がなければ、証明は困難かもしれません(会社員の場合、会社に問い合わせれば証明できるかもしれません)。


 納得いかない場合には、社会保険審査制度を活用するといった選択肢もあります。


 ・ご参考:年金の加入記録を確認しておこう


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2006年10月26日 10:19